研究課題/領域番号 |
26610153
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
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研究機関 | 国立研究開発法人海洋研究開発機構 |
研究代表者 |
河谷 芳雄 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 統合的気候変動予測研究分野, 主任研究員 (00392960)
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連携研究者 |
中村 尚 東京大学, 先端科学技術センター, 教授 (10251406)
佐藤 薫 東京大学, 理学系研究院, 教授 (90251496)
渡辺 真吾 国立研究開発法人海洋研究開発機構, シームレス環境予測研究分野, 分野長 (50371745)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 海洋前線 / 重力波 / 中層大気 |
研究成果の概要 |
中緯度海洋前線の影響が中層大気にまで影響を及ぼしているかどうか調査する為に、水平解像度60km、鉛直解像度300mで高度80kmまでをカバーする高解像度気候モデルを用いた実験を行った。重力波パラメタリゼーションは用いていない。現実的な海面水温分布及び海洋前線を平滑化した海面水温分布を下部境界条件として与えた実験をそれぞれ20年間を行った。成層圏・中間圏ジェットの内部変動に伴う年々変動が大きく、海洋前線の平滑化の有無の実験との間に統計的有意な結果は得られなかった。海洋前線の有無が中層大気大循環の変動に果たす役割は、高解像度モデルによる20年間の積分では非常に弱いという結論を得た。
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