研究課題/領域番号 |
26610163
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 東北大学 (2015-2016) 岡山大学 (2014) |
研究代表者 |
辻森 樹 東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (00436833)
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研究協力者 |
マリコベッツ ウラジミール
スターン ロバート
劉 忠光
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | キンバレー岩 / ダイヤモンド / E型ダイヤモンド / ざくろ石 / 超高圧変成作用 / 超高圧鉱物 / シベリア地塊 / ロシア |
研究成果の概要 |
シベリア産キンバレー岩に産するE型ダイヤモンド(マントル深部の地殻起源エクロジャイト中で形成したダイヤモンド)巨晶とジルコンに関して、ダイヤモンドに閉じ込められた超高圧「再生地殻物質」を探した。ダイヤモンドに包有されたざくろ石は、捕獲岩を構成するマントル物質のざくろ石と同様にメジャーライト成分を含まず、シベリア地塊ではダイヤモンドの形成がマントル遷移層に達するようなものではないことが明らかとなった。また、ジルコンはキンバレー岩の火成活動に関係する。世界のキンバレー岩の噴出年代をまとめ、キンバレー岩の噴出数の急増とプレートテクトニクスの関係について新しい解釈を提唱した。
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