研究課題/領域番号 |
26610169
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
岡本 敦 東北大学, 環境科学研究科, 准教授 (40422092)
|
研究分担者 |
清水 浩之 東北大学, 流体科学研究所, 助教 (60610178)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 離散要素法 / 破壊-反応―流体流動 / 加水反応・脱水反応 / フラクチャーパターン / フィードバック / 蛇紋岩化作用 / 変成作用 / 地球内部の水循環 / 脱水反応 / 加水反応 / 流体流動 / 拡散 / 破壊 / 脱水収縮反応 / 加水膨張反応 / フラクチャー / 反応 |
研究成果の概要 |
地球内部の水の循環には、岩石の加水反応と脱水反応が大きな役割を果たしている.これらの反応は,しばしば岩石の破壊を伴いながら進行するが,そのメカニズムはよく分かっていない.本研究では,離散要素法を用いて,岩石の表面反応―流体流動-破壊の複合的なプロセスについてのモデルをつくることに成功した.これを用いて,典型的な累進変成作用(体積減少する脱水反応)と後退変成作用(体積膨張する加水反応)では対称的な亀裂パターンを作り出すこと,その主な要因が固体体積変化による応力の擾乱であることを明らかにした.また,これらのプロセスが,海洋底における蛇紋岩化作用の進行速度を支配することを明らかにした.
|