研究課題/領域番号 |
26610170
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
平賀 岳彦 東京大学, 地震研究所, 准教授 (10444077)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 低指数面粒界 / 粒界すべり / 結晶軸選択配向 / 粒界面 / 鉱物 / 形 / 粒界 / 粒子形 / 界面エネルギー |
研究成果の概要 |
鉱物の「形」と「向き」は、粒界における結晶面の種類およびその発現の頻度で決定され、それが地質環境に応じて変化することで、岩石組織の多様性が生まれている可能性を探った。オリビンの粒界が低温・高温条件で、ある結晶面に平行な粒界(低指数面粒界)の発達が変化することが分かった。一般の粒界に比べて、結晶面に平行な粒界は3倍程度、やわらかい(すべりやすい)ことを示すことに成功した。そのすべりやすさが、オリビン多結晶体のクリープ後の結晶軸選択配向の発達を決定している。
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