研究課題/領域番号 |
26610174
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
岩石・鉱物・鉱床学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
瀬戸 雄介 神戸大学, 理学研究科, 講師 (10399818)
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連携研究者 |
三宅 亮 京都大学, 大学院理学研究科, 准教授 (10324609)
松本 恵 神戸大学, 研究基盤センター, 特命技術員 (50725455)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | コンドリュール / ガス浮遊 / 無容器加熱 / 結晶成長 / 始原的隕石 / ガス浮遊法 |
研究成果の概要 |
コンドリュールは45.6億年前に形成した太陽系最古の物質である。本研究では、再現実験からコンドリュールの加熱・冷却環境を制約することを目的として、雰囲気制御炉と浮遊加熱法を組み合わせたシステムを開発した。ベースとなる炉体として縦型管状炉を使用し、内部にガスノズルを設置して、雰囲気制御下での浮遊溶融実験を可能にした。このシステムを使って、天然の岩石やコンドリュールを模擬した組成物質の浮遊溶融実験を行ったところ、自形性の高い斑状のカンラン石が全溶融状態から晶出することが分かった。この結果は、これまで考えられていたコンドリュール形成モデルの修正を迫るものである。
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