研究課題
挑戦的萌芽研究
パルスEPR法は強力なマイクロ波をパルス化して試料に照射することにより電子スピンの時間応答を観測する手法である。しかし、一般にEPR線幅は非常に広くパルス法によるスピン束の共鳴は限られており効率を下げている。 そこでパルスの中に異なる周波数をもったマイクロ波を複数印加することによって広範囲の周波数範囲のスピンを共鳴させることを行った。多周波のマイクロ波を混合して測定することによりパルスEPR信号の3-5倍の強度増加に成功した。この手法をタンパク質のラジカル、金属中心に適用して高感度の測定が可能になった。
すべて 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (15件) (うち国際学会 3件、 招待講演 2件) 図書 (1件)
The Journal of Physical Chemistry B
巻: 121 号: 12 ページ: 2543-2553
10.1021/acs.jpcb.6b12968
J. Phys. Chem. Lett.
巻: 8 号: 6 ページ: 11791184-11791184
10.1021/acs.jpclett.7b00044
120006305568
The journal of physical chemistry letters
巻: 8 号: 3 ページ: 621-625
10.1021/acs.jpclett.7b00110
生物物理
巻: 57 号: 1 ページ: 011-014
10.2142/biophys.57.011
130005296470
J. Biol. Chem
巻: 290 号: 47 ページ: 28166-28174
10.1074/jbc.m115.675496
J. Phys. Chem. B.
巻: 119 ページ: 10139-10144