研究課題/領域番号 |
26620014
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
八ツ橋 知幸 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 教授 (70305613)
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研究分担者 |
豊田 和男 大阪市立大学, 大学院理学研究科, 講師 (60347482)
藤原 亮正 大阪府立大学, 大学院理学研究科, 助教 (10580334)
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研究協力者 |
吉川 太基
北庄司 暉浩
菜嶋 茂樹
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 多価分子イオン / Bradbury-Nielsenイオンゲート / 高速質量選別器 / 飛行時間型質量分析計 / フェムト秒レーザー / 単一同位体選別 / DFT計算 / 電荷局在化 / Bradbury Nielsen / 高速高電圧電源 / 多価イオン / 単一同位体 / 多価分子カチオン / 価数依存反応 / トンネルイオン化 / 量子化学計算 |
研究成果の概要 |
ジヨードアセチレン多価分子イオンの安定性をDFT計算により解明した。正電荷が分子両末端のヨウ素に局在化することで炭素同士のクーロン斥力が最小になり、さらにヨウ素と炭素の電荷誘起双極子相互作用が働くため、4価イオンであっても安定に存在できると結論した。 高速Bradbury-Nielsen質量選別器を新たに設計・製作した。イオン選別性能をゲート関数として定量的に評価する手法を提案した。キセノン多価イオンに対するゲート関数(36.5 ns)は小型有機分子の多価イオンの選別に十分な性能であった。また、ジヨードアセチレン4価イオンの寿命は少なくとも10マイクロ秒以上であることを明らかにした。
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