研究課題/領域番号 |
26620027
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
有機化学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
坂本 健吉 静岡大学, 理学部, 教授 (50187035)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 分子内閉環メタセシス / 縮合多環ヘテロアヌレン / シクロブテニルシラン / グラブス触媒 / シュロック触媒 / ヘテロフェナレン / 1-シクロブテニルリチウム / 1-シクロブテニルシラン / シャピロ反応 |
研究成果の概要 |
本研究では新規に発案した分子内三重閉環メタセシス反応を用いて、中心にヘテロ原子を有する縮合多環ヘテロアヌレン類の合成を目標に研究を行った。ヘテロ元素としてケイ素を取り上げ、原料化合物としては合成が容易なトリス(2-ヘキサ-1,5-ジエニル)シランおよび環ひずみにより高い反応性が期待されるトリス(1-シクロブテニル)シランを合成した。これらの化合物は分子内でメタセシス反応を3回繰り返すことにより目的化合物であるシラフェナレン骨格の前駆体を与えると期待される。 本研究により二種の原料化合物の合成法を確立することができた。現在、各種の触媒を用いたメタセシス反応を検討している。
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