研究課題/領域番号 |
26620035
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
有機化学
|
研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
河合 英敏 東京理科大学, 理学部第一部化学科, 准教授 (50322798)
|
研究協力者 |
福島 孝典 東京工業大学, 化学生命科学研究所, 教授 (70281970)
田所 誠 東京理科大学, 理学部第一部化学科, 教授 (60249951)
小野 公輔 東京理科大学, 理学部第一部化学科, 助教 (30579313)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 水素結合 / クリスタルエンジニアリング / アミド / X線構造解析 / キラル空間 / らせん / 多孔質構造 / ナノチューブ / 多孔質材料 / キラル / 多孔性結晶 / 配座キラリティー / 螺旋構造 / ビナフチル |
研究成果の概要 |
2,2-インダンジカルボキサミド類はアミド基間の水素結合形成により強固な二次元シート構造へ集合する。本研究ではその縮環部にキラル構造を導入することでマロナミド部の配座キラリティーを一方に偏らせ、水素結合様式を制限することでシート間やチューブ構造に包接空間を創出することを目的とした。キラルなビナフチル縮環体において、置換基の嵩高さに応じて、配座キラリティーの偏りがより大きくなり、さらに集合状態も二次元シート構造から一次元螺旋構造へと集合様式も変化することを見出した。また、π架橋ビスマロナミドを用いた多孔質構造の構築を検討し、包接した溶媒の吸脱着が可能な誘導体を見出した。
|