研究課題
挑戦的萌芽研究
4nπ電子系の平面環状化合物は通常反芳香族性を示し、常磁性環電流効果が観測されるが、20π電子系のヘミポルフィラジンは平面構造をとるにも関わらず常磁性環電流効果が弱い。本研究では、HOMO-LUMOギャップを小さくすることで常磁性環電流効果の強い反芳香族性ヘミポルフィラジン化合物を合成した。ヘミポルフィラジンの常磁性環電流効果の大きさとHOMO-LUMOギャップの逆数に直線関係があることを実験と理論計算の両方から明らかにした。
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