研究課題/領域番号 |
26620041
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機化学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
吉沢 道人 東京工業大学, 資源化学研究所, 准教授 (70372399)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 分子カプセル / 金属 / 芳香環 / 重合開始剤 / ポリマー |
研究成果の概要 |
ラジカル開始剤AIBNおよびその誘導体は、光照射や加熱によりラジカル種を容易に生成する。そのため、様々なポリマーや有機化合物の合成に利用されている。しかしながら、それらは光と熱に対して反応性が高く、冷暗所で保存する必要がある。本研究では、アントラセン骨格(多環芳香族骨格)を有する金属架橋カプセルが、ラジカル開始剤を定量的に内包できることを明らかにした。また、内包により、光照射や加熱に対して顕著に安定化されることを明らかにした。さらに、カプセル内で安定化された開始剤を、通常のポリマー合成に使うことにも成功した。
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