研究課題/領域番号 |
26620058
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
庄子 良晃 東京工業大学, 資源化学研究所, 助教 (40525573)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | ホウ素 / 空軌道 / 有機導体 / 合成化学 |
研究成果の概要 |
本研究は、申請者が最近見出した、「あるホウ素化合物が還元と再酸化により可逆にB-B結合を形成する」という知見に端を発する。この有機ホウ素特有の反応性の本質に基づくと、ホウ素の空軌道を重ね合わせたアレイを構築した場合、そこに注入された電子は、非常に小さな活性化エネルギーで移動する可能性が高い。このような観点から、モデル化合物として、ホウ素6置換ベンゼン誘導体を設計した。その前駆体化合物の合成検討中、偶然にも、全く新しい含ホウ素π電子系骨格形成反応を見出した。本反応の基質適用性は極めて優れており、他の手法では合成が困難な種々のπ電子系化合物を合成することに成功した。
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