研究課題/領域番号 |
26620067
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機能物性化学
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
河合 壯 奈良先端科学技術大学院大学, 物質創成科学研究科, 教授 (40221197)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | エレクトロクロミズム / 電流効率 / 電気化学反応 / 酸化還元電位 / 異性化 / 電気化学効率 / 連鎖反応 / 酸化反応 |
研究成果の概要 |
電気化学反応系において反応クーロン効率を10000%へと引き上げる新学理と分子材料系に向けて研究を行った。電気化学および科学的酸化反応によって異性化反応が進行する分子をモデルとしてその反応解明を進めるとともに、分子修飾によってその反応性を高めた。酸化反応に伴う異性化反応の反応速度を解析したところ基質濃度に依存しない完全なゼロ次反応性を示した。さらに置換基を検討することにより、陽イオンラジカルにおける異性化反応速度を増強した。得られた分子の着色体に関して定電位電解を行ったところ電気化学酸化電流を示すことなく消色することが明らかになり、10000%を超える電気化学反応クーロン効率が達成された。
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