研究課題/領域番号 |
26620084
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
山子 茂 京都大学, 化学研究所, 教授 (30222368)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 立体規則的重合 / ラジカル重合 / 立体選択的反応 / ルイス酸 / イソタクチックポリアクリレート / リビングラジカル重合 / 立体規則性重合 |
研究成果の概要 |
本研究では、立体規則性の制御が難しいことが知られているラジカル重合において、新しい方法の開発について検討した。すなわち、従来法が成長末端の前末端基を用いた立体制御に基づいているのに対し、本研究では成長末端置換基のみによる立体化学制御法の開発を行った。その結果、アクリルイミドモノマーとルイス酸としてMgBr2を組み合わせることで、四連子のメソ選択性(mmm)として99%以上の高い立体規則性が発現することを見出した。触媒量のルイス酸でも高い立体規則性が発現した。さらに、重合で得られたポリアクリルイミドを立体規則性をほぼ損なうことなく、対応するイソタクチックポリアクリレートへと変換できた。
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