研究課題/領域番号 |
26620086
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
鳶巣 守 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60403143)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | 均一系触媒反応 / π共役化合物 / クロスカップリング / リン化合物 / π共役系化合物 |
研究成果の概要 |
π電子系化合物の「複雑性」と「多様性」を構築するための新合成戦略の確立を目指し以下を検討した。1)π共役系を持つ母核構築について:パラジウム触媒を用いる炭素-リン結合切断反応を駆使した多環系の6員環環状π共役リン化合物の合成に成功した。2)側鎖置換基の導入について:シロールやフェロセン、ナフタレンといった種々のπ共役骨格の存在下、それらを損なうことなく、メトキシ基を直接、触媒的に変換可能であることがわかった。特に、アルキニル基の導入によるπ共役系の拡張を達成した。さらにジベンゾクリセン骨格の自在合成も可能となった。
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