研究課題/領域番号 |
26620089
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
永島 英夫 九州大学, 先導物質化学研究所, 教授 (50159076)
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研究分担者 |
高 磊 九州大学, エネルギー基盤技術国際教育研究センター, 学術研究員 (40637550)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 金属ナノ粒子 / ハイパーブランチポリマー / 保護剤 / アンモニウム塩 / 水素化 / 触媒 / 水の上の反応 / 水・有機溶媒二相系触媒反応 / 遷移金属 / 二相系触媒 / カウンターイオン交換 |
研究成果の概要 |
ハイパーブランチポリスチレンアンモニウム塩を保護剤とする、後周期遷移金属ナノ粒子の合成と特異的な水素化活性を明らかにした。ハイパーブランチポリスチレンアンモニウム塩は、アンモニウム塩上のアルキル基により、疎水性から親水性に至る性質を付与でき、反応速度や選択性の制御因子となりうるカウンターアニオンの変換も可能である。金、パラジウム、ロジウム、イリジウム、ルテニウム触媒を用いて、アルケン、芳香族化合物、ケトン、ニトロアレンの水素化を行い、いずれも高い活性と共存する官能基への耐性を確認した。多くの反応で、特異的な水溶媒の効果が観察され、提案した反応機構モデルの妥当性が示唆された。
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