研究課題/領域番号 |
26620120
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
分析化学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
財津 慎一 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60423521)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 共振器増強分光 / コヒーレント反ストークスラマン散乱 / ガス分析 / 共振器分光 / 放射性同位体 / 極微量分析 / 放射線同位体 |
研究成果の概要 |
本研究提案では、これまでの共振器増強ラマン分光法の検出感度を飛躍的に倍向上させるための新しい手法として、共振器増強位相整合コヒーレント反ストークスラマン分光法の開発に取り組んだ。共振器に水素・アルゴン混合気体を共振器に充填した場合、誘導ラマン散乱による熱の発生により共振状態が不安定になるという問題点を明らかにした。共振器への基本光成分とストークス光成分(外部共振器型半導体レーザー)の2波長レーザー共振制御のためのフィードバック光学系を構築した。これら成果は分析対象となるラマン活性分子を封入した共振器で位相整合条件を満足した共振器増強CARS分光による新規高感度分析法の実現へ貢献するであろう。
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