研究課題/領域番号 |
26620128
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
小澤 岳昌 東京大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (40302806)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 光制御 / インスリン / キナーゼ / リン酸化 / 酵素 / Akt / ERK |
研究成果の概要 |
インスリンシグナリングの重要なタンパク質であるAktおよびc-Rafのキナーゼ活性を,外部光により制御する技術を開発した.光受容タンパク質CRY2をAktと融合することにより,光感受性のある人工Aktを作製した.青色光照射に伴いFox01が核から細胞質に局在変化すること,さらにFox01によって制御される遺伝子Atrogin-1の発現量が定量的に制御できることを実証した. 同様の原理を用いて,c-Rafの光制御技術を開発した.赤色光照射により,c-Rafの活性を定量的に制御できることを実証した.開発した技術は,インスリン刺激時の細胞内シグナルを定量解析する革新的なツールとなることが期待できる.
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