研究課題
挑戦的萌芽研究
亜酸化窒素(N2O)は、温室効果ガスでありオゾン層破壊ガスである。地球上でのN2O産生の約70%は、脱窒微生物による。地球環境保護の観点から、脱窒微生物によるN2O産生の分子機構を明らかにし、それを制御する事を目的に研究を行った。X線結晶構造解析、変異体の機能解析、分子動力学シミュレーション研究の結果、微生物内における亜硝酸還元酵素(NO2- → NOを触媒)と一酸化窒素還元酵素(NO → N2Oを触媒)の複合体形成がN2O産生に重要である事を見いだした。さらに、N2O産生阻害剤を4種類見いだした。
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すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (17件) (うち国際共著 1件、 査読あり 17件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 7件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 6件、 招待講演 11件) 図書 (2件) 備考 (3件)
Proc. Natl. Acd. SCI. USA
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