研究課題/領域番号 |
26620143
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
グリーン・環境化学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
榧木 啓人 東京工業大学, 理工学研究科, 助教 (20572704)
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研究分担者 |
亘理 龍 一般財団法人電力中央研究所, 環境科学研究所, 研究員 (00638009)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 二酸化炭素固定 / 分子触媒 / 水素化反応 / メタノール / ギ酸誘導体 / アミンポリマー / ルテニウム錯体 / グリーンケミストリー / ギ酸アミド / ギ酸エステル / 協奏機能触媒 |
研究成果の概要 |
本研究では、均一系触媒を用いる二酸化炭素の水素化反応によるメタノール合成法を実現する目的で、二酸化炭素→ギ酸類→メタノールの変換に有効な分子触媒の開発に取り組んだ。 アミジン塩基 (DBU)存在下、銅触媒が二酸化炭素の水素化活性を示すことを見いだした。また、DBUとヨウ化銅から得られる新規錯体が触媒活性を示したことから、DBUはギ酸を捕捉する塩基かつ銅触媒の配位子として機能していることが判明した。 さらにPNPピンサー型ルテニウム錯体による二酸化炭素の水素化反応がアミンポリマー上で進行することを見いだした。アミンポリマーのホルミル化と続く水素化を経て、直接メタノールを合成することに成功した。
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