研究課題/領域番号 |
26620144
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
グリーン・環境化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
阿部 竜 京都大学, 工学研究科, 教授 (60356376)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 光触媒 / ベンゼン水酸化 / 可視光 / 酸化タングステン / 流通系 / アルコール部分酸化 / 水の酸化 / 選択酸化 / ベンゼン類の直接水酸化 / アルコール類の部分酸化 / 流通反応系 / 可視光応答型 / アルコールの部分酸化 / 選択酸化反応 |
研究成果の概要 |
本研究では、新規に開発した可視光応答型の酸化タングステン系光触媒を用い、ベンゼンからの直接水酸化反応などの有機合成反応を、光のエネルギーを利用することによって、酸素と水分子のみを反応剤として高選択的に進行させうる新規な光触媒有機合成系の開発を目指して検討を行った。これまで光触媒材料として主に用いられてきた酸化チタン系とは異なり、酸化タングステン系光触媒は有機物が溶解した水溶液中においても水分子を選択的に酸化して水酸化ラジカルを生成することが可能であり、この水酸化ラジカルがベンゼンなどの基質と反応することにより、酸化分解が抑制されて、水酸化物または部分酸化物が高選択的に得られることを見出した。
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