研究課題/領域番号 |
26620151
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
グリーン・環境化学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
佐々木 正秀 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生物プロセス研究部門, 研究グループ長 (60357126)
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研究分担者 |
加我 晴生 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生物プロセス研究部門, 主任研究員 (20356752)
清水 弘樹 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生物プロセス研究部門, 主任研究員 (30344716)
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連携研究者 |
福嶋 正巳 北海道大学, 工学研究科, 准教授 (40344113)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 木質系バイオマス / 化学原料化 / 超臨界二酸化炭素 / 加水分解反応 / 水熱反応 / サスティナブルケミストリー / バイオマス / 水 / 二酸化炭素 |
研究成果の概要 |
本研究では木質系バイオマスの化学原料化を目指して、水と二酸化炭素のみで木質系バイオマスの糖化反応を行い、種々の化学原料となるグルコース、キシロースを効率的に生成することを目的とする。木質系バイオマスの加水分解に関して、パーコレーター型反応装置を用いて二酸化炭素の添加効果について検討した結果、二酸化炭素共存下では反応残渣の減少および液状生成物の増加が観測された。得られた液状生成物の硫酸による加水分解の結果、二酸化炭素存在下では水のみに比べ、グルコース、キシロース収率の増加が認められた。以上のことから、超臨界二酸化炭素は木質系バイオマスの加水分解能を有することが実証された。
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