研究課題/領域番号 |
26620185
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
山下 誠 中央大学, 理工学部, 教授 (10376486)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 材料加工・処理 / 石炭ピッチ / 炭素繊維 / アルキル化 |
研究成果の概要 |
石炭ピッチ繊維を管状電気炉により空気中で加熱して不融化ピッチを調製した。この際、加熱温度が高い方が酸素含有量が多く、カルボニル基が主に含まれることがわかった。さらにこの不融化ピッチをRMgBrで処理してアルキル化ピッチを調製したところ、水酸基の存在が観察された。アルキル化により不融化ピッチに比べて溶解度の向上が見られ、吸収・蛍光スペクトルでは長波長シフトが観測された。また、より高温で焼成したアルキル化ピッチの方が分子量が増加していた。さらにアルキル化ピッチにマイクロ波を照射することで、脱水反応が進行した。脱水後のピッチサンプルにおける10%重量減少温度は不融化行程での加熱過程に依存していた。
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