研究課題/領域番号 |
26620193
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機工業材料
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
細川 三郎 京都大学, 実験と理論計算科学のインタープレイによる触媒・電池の元素戦略研究拠点ユニット, 特定准教授 (90456806)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ソルボサーマル法 / 形態制御 / ナノ粒子 / 光触媒 / 選択光酸化 / グリコサーマル法 / ナノ結晶 / 金属酸化物 |
研究成果の概要 |
エチレングリコール中でニオブエトキシドをソルボサーマル反応させることにより,エチレングリコールが層間に配位した層状ニオブ化合物のナノ粒子が得られた.ナノサイズの板状形態を有している本生成物を適切な条件で焼成することで,その形態を維持したまま酸化ニオブに変換できることを見出した.ソルボサーマル法を利用して合成した酸化ニオブは含水ニオブ酸から合成したものより高い表面積を有しており,ベンジルアルコールの選択光酸化に高い活性を示した.また,通常,炭化水素類の光酸化は可視光照射下では進行しないが,酸化ニオブを真空下で加熱処理することでシクロヘキセンの光酸化が進行することも見出した.
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