研究課題
挑戦的萌芽研究
エレクトロクロミズムとは外部から印加される電圧により色が可逆的に変化する現象であり、フルカラー電子ペーパーへの応用へ向け、多色化技術の確立が求められている。これまでは、シアン、マゼンダ、イエローに着色するエレクトロクロミック材料を塗り分けた3つの作用電極を重ねる手法が報告されている。しかしながらこの塗り分け法では素子が煩雑化するために、実用展開が困難である。そこで本研究ではレドックス伝導とエレクトロクロミズムを示す機能材料を各々が持つ酸化還元電位を元に交互積層法を用いて階層構造化することで、一電極で多色に着色するエレクトロクロミズム材料の作製に成功した。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 2件、 査読あり 7件、 謝辞記載あり 6件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 3件、 招待講演 2件)
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