研究課題/領域番号 |
26630008
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
鳴海 敬倫 新潟大学, 自然科学系, 教授 (20143753)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | カーボンナノチューブ / ヘリカルバンド / 流動誘起構造 / 機能性材料 / 複雑流体 / 構造制御 / 導電異方性 / 分散制御 |
研究成果の概要 |
カーボンナノチューブ(CNT)分散系に往復せん断流れを印加した際に誘起形成されるヘリカルバンド(HB)と呼ばれる秩序化した紐状組織構造を制御する方法を開発した.その紐状構造を含む機能性材料を試作し,その特徴と有効性を実験的に明らかにした.そして,形成される機能性材料の導電性の異方性には,分散媒の粘度,CNTの体積分率,段階的なせん断印加の方法が影響し,HBの形成条件を調整することにより,より秩序性の高い紐状構造ができ,導電異方性の調整が可能であることを明らかにした.特に,高せん断速度の流れを印加した後に低せん断速度の流れを印加する方法により,高い導電違法性の材料が製作可能であることを解明した.
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