研究課題/領域番号 |
26630009
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
澄川 貴志 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80403989)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ナノ / マイクロ / 疲労 / 金属 / 両振り / 共振 / 高サイクル / 単結晶 / 固執すべり帯 / 突き出し/入り込み |
研究成果の概要 |
ナノスケールの金属材料における疲労挙動を明らかにすることを目的として,共振疲労試験手法を開発した.1μm以下の金単結晶微小試験片に対して疲労試験を実施した結果,試験部表面に微細なすべり帯が発生した.このすべり帯の形成応力は150 MPa以上と見積もられ,バルク材における固執すべり帯の形成応力よりも6倍以上大きい.試験後の試験片の断面観察では,試験片表面近傍に約60 nmの幅の突き出し/入り込みが形成されていた.複数の試験片を用いて実験を行った結果,10μm以下の材料に発生する疲労損傷の様相は,バルク材の固執すべり帯と類似しているが,形成応力や形成寸法に寸法効果が存在することを明らかにした.
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