研究課題/領域番号 |
26630013
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
小茂鳥 潤 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (30225586)
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研究分担者 |
村井 一恵 慶應義塾大学, 理工学部, 助教 (70645944)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 微粒子ピーニング / 高周波誘導加熱 / 表面改質 / 金属間化合物 |
研究成果の概要 |
雰囲気制御高周波誘導加熱微粒子ピーニングシステムを用いて,鋼表面にNi-Al金属間化合物層の創成を試みた.その結果, NiとAl粒子を1:4の割合で混練した粒子でAIH-FPPを施すと, Ni-Al金属間化合物層が形成された.これは,投射粒子に含まれるAlがフラックスとして作用することにより局所的にNiとFeの融点が低下すること,また, NiとAlの燃焼合成反応により,局所的に温度が上昇したためである.さらに,高温連続酸化試験の結果,処理した部位は優れた耐酸化性を持つことがわかった.これは,Ni-Al金属間化合物層が高温酸化雰囲気中でAl2O3を連続的に生成しそれが保護被膜となるためである.
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