研究課題/領域番号 |
26630046
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
流体工学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
武居 昌宏 千葉大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (90277385)
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研究分担者 |
中村 匡徳 埼玉大学, 理工学研究科, 准教授 (20448046)
丸山 修 独立行政法人産業技術総合研究所, ヒューマンライフテクノロジー研究部門, 研究グループ長 (30358064)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 血栓 / 誘電緩和法 / 緩和周波数 / ACT / シミュレーション / 赤血球凝集 / 人工心臓 / フィブリノーゲン / 混相流 / バイオ流体力学 |
研究成果の概要 |
赤血球と血漿からなる固液混相流のせん断力場で血栓形成の実験と誘電緩和周波数による血栓計測を行った。その結果緩和周波数は時間的に増加しピークポイントが出現したあと減少した。さらにACT(Activated Clotting Time)の計測とフィブリノゲン量の計測を行った。ACT値はピークポイントの時点で正常値を下回り、フィブリノゲン量はピークポイントの時点で急激に下がった。これらから緩和周波数のピークポイントが赤血球凝集の開始によるものであることが明らかとなった。また血栓形成過程の一連の現象をモデル化したシミュレーションでは、赤血球凝集が緩和周波数に実験結果と同様の影響を与えることが示された。
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