研究課題/領域番号 |
26630066
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
高松 洋 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (20179550)
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研究分担者 |
藏田 耕作 九州大学, 大学院工学研究院, 准教授 (00368870)
福永 鷹信 九州大学, 大学院工学研究院, 技術職員 (60591196)
Wang Haidong (WANG Haidong) 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30729405)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 凍結保存 / バイオ医薬品 / ラマンイメージング / タンパク質変性 |
研究成果の概要 |
バイオ医薬品の製造や輸送・保存のためには薬剤溶液の凍結が行われる.本研究は,この凍結過程が原因で生じる薬剤の失活を可能な限り防止することを目的とした.氷,溶質,未凍結濃縮液の相互作用を知るために,方向性凝固ステージとレーザーラマン顕微鏡を組み合わせた独自のシステムを用いて凍結状態のタンパク質および糖の水溶液を観察し,さらに,タンパク質の変性を定量化する手法を開発した.タンパク質とトレハロースの濃度比を変化させるとともに凍結界面の進行速度をコントロールして両溶質が共局在できるようにすれば,凍害防御効果が期待できることが明らかになった.
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