研究課題/領域番号 |
26630069
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
熱工学
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
宮崎 康次 九州工業大学, 大学院工学研究院, 教授 (70315159)
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研究分担者 |
松本 要 九州工業大学, 大学院工学研究院, 教授 (10324659)
櫻井 篤 新潟大学, 自然科学系, 准教授 (20529614)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ふく射 / メタマテリアル / 太陽熱利用 / サーメット / 金属有機化合物分解法 / 熱ふく射 / 金属有機物分解法 / 金属ナノ粒子 / 塗布 / 波長選択的吸収特性 |
研究成果の概要 |
太陽熱吸収膜として、金属微粒子に銀,酸化物にアルミナを用いてサーメットを金属有機化合物分解法(MOD法)により作製した。金属微粒子の体積分率を原材料生成時に調整し、Agの体積分率を10から60%として生成し、その波長選択的ふく射特性を測定した。その結果、2マイクロメートルの波長を区切りとして、可視光側で0.9の吸収率、赤外側で0.08となる膜を生成でき、その性能指数は0.8となった。大気中で簡便な手法で設計通りのサーメットを生成できることを示した。2層サーメットなどさらなる特性向上については、表面研磨や微粒子の溶液中での分散技術向上のなど、技術的な問題を浮き彫りとできた。
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