研究課題/領域番号 |
26630111
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電力工学・電力変換・電気機器
|
研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
稲田 亮史 豊橋技術科学大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30345954)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | 酸化物固体電解質 / 常温衝撃固化 / エアロゾルデポジション / 薄膜 / リチウムイオン伝導率 / ナシコン構造 / ガーネット構造 / ペロブスカイト構造 |
研究成果の概要 |
エアロゾルデポジション(AD)法は,常温下にてセラミックス微粒子が基板に高速衝突した際に生じる衝撃固化現象を利用した薄膜・厚膜形成技術である。本研究では,全固体リチウムイオン電池用固体電解質としての利用が期待されているLi1.5Al0.5Ge1.5(PO4)3(LAGP)やLi7La3Zr2O12(LLZ)等のリチウムイオン伝導性酸化物粉末を直接原料として,AD法により熱アシストなしで膜化することを試みた。各固体電解質材料について,衝撃固化を介して多結晶膜が形成できる原料粉末の調整条件を見出し,室温下にて10-6 S/cmオーダーのイオン伝導率を有する酸化物固体電解質膜を得ることができた。
|