研究課題
挑戦的萌芽研究
小型フライホイールバッテリに必要な超低摩擦軸受けを実現する方策のひとつとして,既存軸受け材への超低摩耗・超低摩擦保護膜コーティングが考えられる。軟質から硬質まで異なる膜質を持つアモルファスカーボン(DLC)膜を形成する技術を確立し,用途に応じた膜質・特性の選択を可能にした。加えて,多結晶ダイヤモンド膜上にDLCを成膜したDLC/ダイヤモンド積層膜や,膜質の異なるDLC膜を積層した多層DLC膜を作製し,これら積層膜が,単層膜を超える高い耐摩擦摩耗性と低い相手材攻撃性を有することを明らかにした。好適なコーティング保護膜の選択により,軸受けのトライボ特性向上が見込まれる。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (32件) (うち国際学会 4件、 招待講演 1件) 図書 (3件) 備考 (2件)
Surface & Coatings Technology
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MRS Advances
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http://www.pes.ee.tut.ac.jp/
http://www.arc.ee.tut.ac.jp/