研究課題/領域番号 |
26630160
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
電子デバイス・電子機器
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
桑原 裕司 大阪大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00283721)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | プラズモン共鳴 / 円偏光発光 / 有機電界発光素子 / 有機EL素子 / 円偏光制御 |
研究成果の概要 |
プラズモン共鳴効果を利用した、有機電界円偏光発光素子(円偏光OLED)作製のためのキラル分子と金属表面との相互作用を、構造、光物性、光学非対称の観点から、ナノスケールで評価を行った。金属表面とキラル分子の直接相互作用評価をしたところ、2層が直接接している場合にはその励起エネルギーあるはエキシトンが無輻射失活してしまうことがわかり、一方で有効なバッファー層の導入により、失活がある程度抑制されることが分かった。また、軽量、フレキシブル、安価な円偏光OLED開発に向けて新たに透明グラフェン薄膜電極の試作を試み、約10nmの還元グラフェンシートがOELDの透明電極として十分利用可能であることを示した。
|