研究課題/領域番号 |
26630188
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
圓福 敬二 九州大学, 超伝導システム科学研究センター, 教授 (20150493)
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研究分担者 |
吉田 敬 九州大学, システム情報科学研究院, 助教 (30380588)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | SQUIDセンサ / 高温超伝導 / ピコボルトメータ / 磁気粒子イメージング / 冷却コイル / 磁気センサ / 磁気イメージング / 磁気マーカー / バイオセンシング |
研究成果の概要 |
本研究では、体内に集積した磁気ナノ粒子の位置と量を検出するためのイメージングシステムを開発した。最初に、冷却コイルとSQUIDピコボルトメータを用いて雑音磁界が9 fT(単位周波数当り)の高感度測定システムを開発した。また、粒子検出の際の空間分解能を高めるため、傾斜磁場(0.2 T/m)を用いた検出システムを開発し、磁気粒子からの高精度な磁界マップの取得を可能にした。さらに、得られた磁界マップから磁気ナノ粒子の位置を高精度に推定するためのデータ解析法を開発した。この手法を用いて、深さ50 mmの位置にある2つの磁気粒子サンプルを空間分解能10 mm程度で明瞭に識別することに成功した。
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