研究課題/領域番号 |
26630248
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
土木環境システム
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
藤原 拓 高知大学, 自然科学系, 教授 (10314981)
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研究分担者 |
深田 陽久 高知大学, 教育研究部自然科学系, 准教授 (10380304)
深堀 秀史 愛媛大学, 社会連携推進機構紙産業イノベーションセンター, 講師 (70617894)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 養殖排水 / 医薬品 / 回転円板型促進酸化装置 / 促進酸化 |
研究成果の概要 |
養殖排水中医薬品の処理技術として回転円板型促進酸化装置(RAOC)の開発を行った。ゾルゲル法により粉末状の酸化チタン/ゼオライト複合材を調製し、アユの養殖排水中でスルファモノメトキシン(SMM)の除去を行った結果、複合材料はSMMを吸着後に光触媒反応により分解し、養殖排水中での効率的な医薬品除去が可能であった。そこで、両機能性材料をシート状に成型し、円板に搭載したRAOCを作成した。RAOCにより純水中のSMMを吸着・分解可能であることを示すとともに、除去特性のモデル化に成功した。また、共存物質が存在する養殖排水中でもSMMの吸着・分解が可能であったことから、RAOCの有用性が示された。
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