研究課題/領域番号 |
26630258
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
曽田 五月也 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (70134351)
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研究分担者 |
宮津 裕次 広島大学, 工学(系)研究科, 助教 (70547091)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 低層鉄骨造 / DIY / 粘弾性ダンパ / 振動台実験 / 施工実験 / 接着剤接合 / 制振補強 / 鉄骨造ラーメン / 筒形ダンパ / 仕口ダンパ / DIY工法 / 低層鉄骨造建物 / 靱性型設計 |
研究成果の概要 |
靱性保証型の低層鉄骨造に粘性系ダンパをDIY設置して十分な制振効果の得られることをを明らかにした。筒型粘弾性ダンパにはリリーフ機構を併用し、粘弾性仕口ダンパは変形増幅機構を併用することが効果的であることを鉄骨造部分架構の動加力試験、実寸の軽量鉄骨造骨組を用いた振動台実験、および実建物への設置の施工実験により確認した。鋼材同士のDIY接着剤接合に関する一連の実験により、接着面をショットブラスト処理すること、接着剤強度は温度上昇により低下するもののダンパと金物の自重を十分に支え得ること、接着面の寸法効果に関してはドリルねじやクランプを併用することで改善できることなど、実用化の可能性を確認した。
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