研究課題/領域番号 |
26630263
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
建築環境・設備
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
原田 和典 京都大学, 工学研究科, 教授 (90198911)
|
研究分担者 |
西山 峰広 京都大学, 工学研究科, 教授 (50183900)
山崎 雅弘 岡山理科大学, 工学部, 教授 (60240826)
李 在永 東京理科大学, 理工学部建築学科, 助教 (20778625)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 高強度コンクリート / 爆裂 / 空隙圧力 / 熱応力 / 繊維補強 / 細孔径分布 / 比透気率 / 繊維 / 乾燥収縮 / 水分 / 水分移動 |
研究成果の概要 |
火災時の高強度コンクリートの爆裂は,発生機構が未解明の危険な現象であり、表層部のコンクリートが爆裂で失われて鉄筋が露出すると崩壊する危険がある。爆裂抑制には、ポリプロピレン等の短繊維を混入することが有効であるが、爆裂発生の原因を踏まえたものではなく、対策の普遍性が求められている。本研究では、熱水分移動と空隙圧力上昇を考慮した熱応力解析を行い、爆裂発生のメカニズムとして、コンクリート内部の空隙圧力上昇と表層部に生じる圧縮熱応力の2つを考え、短繊維混入の効果を調べた。その結果、高強度コンクリートで空隙飽和度が高いものは、空隙圧力上昇が引張強度を超えることを明らかにした。
|