研究課題/領域番号 |
26630295
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金属物性・材料
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
田中 功 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70183861)
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研究協力者 |
Olovsson Weine リンショーピン大学
Claudia Ambrosch-Draxl フンボルト大学ベルリン
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | エキシトン / フォノン / 電子エネルギー分光損失 / 第一原理計算 / フォノン相互作用 |
研究成果の概要 |
最新の透過型電子顕微鏡を利用し,高エネルギー分解能で電子エネルギー損失分光(EELS)を行うと,従来は観測できなかった内殻電子エキシトンに起因する鋭いピークを見ることができる.しかし,これまでエキシトン線と局所環境との関係に注目した研究は見られず,材料科学の観点からの応用研究もない.このエキシトン線を第一原理計算で再現するために,内殻空孔と励起電子の相互作用,さらに励起電子とフォノンの相互作用について精確に採り入れた,ベーテ・サルペータ方程式(BSE)に基づいた新しい理論計算法を開発することを目的とした.
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