研究課題/領域番号 |
26630302
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
溝口 照康 東京大学, 生産技術研究所, 准教授 (70422334)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 非晶質材料 / ガラス / ドーパント / 収差補正透過型電子顕微鏡 / 原子分解能計測 / 第一原理計算 / 材料設計 |
研究成果の概要 |
本申請研究ではナノ計測と理論計算を複合利用して,非晶質材料ガラス内におけるドーパントの分布や,分相を高い分解能で明らかにすることを目的としている.研究期間初期においては,ガラス中の種々のドーパントの構造解析とHAADF像シミュレーションを行い,ガラス中のドーパントを可視化するための観察条件を系統的に解析した.さらに,同手法を溶融塩や蛍光体材料に適用した.また,種々のガラスの原子分解能STEM観察を行った.その結果,分相の可視化,ガラスの配位環境を原子分解能で可視化することに成功した.以上の研究で得られた知見をもとに添加元素近傍の局所環境を制御するための指針を得ることが出来ると期待している.
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