研究課題/領域番号 |
26630304
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
舟窪 浩 東京工業大学, 総合理工学研究科(研究院), 教授 (90219080)
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研究分担者 |
秋山 賢輔 神奈川県産業技術センター, 研究員 (70426360)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | Mg2Si / 熱電測定 / 格子歪 / 熱電特性 |
研究成果の概要 |
Mg2Si薄膜の熱電特性に及ぼす歪の効果を調べた。種々の基板上に作製した膜では、0.2%の引っ張り歪から0.4%の圧縮歪を膜に印加することに成功した。しかし得られた膜の熱電特性には大きな違いは認められなかった。 一方、Mg-Si膜には原子サイズの異なるCaを添加することを試みた。500℃で熱処理したMg-Ca-Si膜は、Si過剰組成ではn型の特性を示したが、それ以外の広い組成ではp型を示した。また熱電特性には大きな組成依存性があることも明らかになった。一方、Mg2SiにCaを置換した組成範囲では特性の向上は認められなかった。
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