研究課題/領域番号 |
26630317
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
陳 中春 鳥取大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (00282111)
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連携研究者 |
音田 哲彦 鳥取大学, 工学研究科, 准教授 (80273879)
赤尾 尚洋 鳥取大学, 工学研究科, 助教 (70335503)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 抗ウイルス材料 / メカニカルアロイング / 酸化カルシウム / アルミナ / ジルコニア / 鳥インフルエンザ / セラミックス / 公害防止・対策 / 水酸化カルシウム |
研究成果の概要 |
本研究では、CaO粉末に第二相を添加し、さらにメカニカルアロイング(MA)処理を施すことで耐久性のある抗ウイルス粉体材料の開発を目指し、抗ウイルス効果に及ぼす原料粉末の種類、添加剤の種類や添加量、MA処理条件等の影響を調べた。CaOにAl2O3やZrO2のような第二相粒子を導入し、MA・水和処理を施すことによって、高い即効性と持続性を有する新規抗ウイルス粉体材料を合成できることが明らかになった。MA処理段階でCaOにAl2O3やZrO2が固溶したことおよび粉末粒子が凝集され、炭酸ガスとの接触面積が小さくなったことで劣化が抑制されると考えられる。
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