研究課題/領域番号 |
26630321
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
無機材料・物性
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
久冨木 志郎 首都大学東京, 理工学研究科, 准教授 (90321489)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 可視光応答型光触媒 / ヘマタイト / ナノ粒子 / メスバウアー分光法 / ケイ酸塩ガラス / ケイ酸鉄ガラス / 国際研究者交流 / ハンガリー / クロアチア |
研究成果の概要 |
本研究課題では、鉄を含むソーダライムシリケイトガラスの可視光応答型光触媒効果と構造との相関解明を目的とし研究を実施した。いくつかの元素を、基本組成のガラスに加え評価した結果、アルミニウムを11まmass%含むガラスを熱処理した試料が最も高い光触媒効果を示すことが分かった。さらに、ヘマタイトナノ粒子を分散したシリケイトガラスについても同程度のメチレンブルーの濃度低下が見られた。これらの結果からヘマタイトナノ粒子をアルミノシリケイトガラスマトリックス中に分散させることでさらなる光触媒効果の向上が示唆された。以上の研究成果よりユビキタスな元素でも可視光応答型光触媒が作成可能であることが実証された。
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