研究課題/領域番号 |
26630344
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
構造・機能材料
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
河村 憲一 東京工業大学, 理工学研究科, 准教授 (50270830)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2014年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | SOFC / 金属インターコネクト / 合金インターコネクト / 高温酸化 / 固体酸化物形燃料電池 / インターコネクト / セパレーター / 合金 / 金属 |
研究成果の概要 |
SOFCのインターコネクト材は,一方(燃料極側)を水素リッチな雰囲気,もう一方が大気雰囲気に曝される。燃料極雰囲気で酸化しない合金を使用すれば,燃料極側から空気極側に水素が透過し,燃料極側表面においても合金の酸化が生じない可能性がある。この実証のため,厚さ0.1mmの銅によってAr-5%H2雰囲気(水素供給側)とArあるいはAr-1%O2雰囲気(検出側)を仕切り,検出側に透過した水素を水蒸気に転換し,露点計で測定した。酸化物の生成で透過水素量は低下するが,Ar-1%O2を検出側に流しても水素透過量は減少しなかった。すなわち,錆びないSOFC金属インターコネクトが実現できる可能性を示唆した。
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