研究課題/領域番号 |
26630357
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
材料加工・組織制御工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
菅原 優 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (40599057)
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研究分担者 |
原 信義 東北大学, 大学院工学研究科, 教授 (40111257)
武藤 泉 東北大学, 大学院工学研究科, 教授 (20400278)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 水素脆化 / エレクトロクロミズム / 水素侵入 / 電気化学水素透過法 / 純鉄 / 大気腐食 / スパッタ |
研究成果の概要 |
液相から鋼材へ侵入する水素の分布を可視化するため、エレクトロクロミック特性を持つ酸化タングステン(WO3)薄膜を用いた新しい電気化学水素透過セルを構築した。このセルは従来の電気化学水素透過セルとは異なり、鋼材に侵入した水素と検出側に配置したWO3が反応しHxWO3を形成することに伴う色調変化によって水素を検出する。この水素検出システムのWO3薄膜の成膜には、タングステンターゲットを用いた反応性スパッタリングが好適であることが分かった。鋼中に侵入した水素によりWO3の色調は徐々に濃い青色となっていくため、YUVフォーマットにおける輝度Yで評価することが有効であった。
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