研究課題/領域番号 |
26630364
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
材料加工・組織制御工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
平藤 哲司 京都大学, エネルギー科学研究科, 教授 (70208833)
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研究分担者 |
三宅 正男 京都大学, 大学院エネルギー科学研究科, 准教授 (60361648)
池之上 卓己 京都大学, 大学院エネルギー科学研究科, 助教 (00633538)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | アルミニウム / 電析 / 水溶液 / 合金析出 / ハルセル試験 / 薄膜プロセス |
研究成果の概要 |
アルミニウムが水溶液から電析できないことは、電気化学を専門とするものにとっては常識とされている。本研究はその常識に挑戦し、水溶液からのアルミニウム電析の可能性を検討したものである。まず単体Alより析出の可能性が高いAl-Ni合金電析を試みた。AlとNiの同時電析に有効と判断した有機酸を添加し電析試験を行った。得られた電析物の組成分析では Al の存在が確認された。電析物の相同定を行ったところ、金属 Ni 相は検出されたが、Al 単体および Al 化合物は検出されなかった。水溶液から Al を含有する電析物を得ることができた。しかし、Al の析出形態の解明には,さらなる解析が必要である。
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