研究課題/領域番号 |
26630374
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金属・資源生産工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
長坂 徹也 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30180467)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 合成ルチル / チタン原料 / イルメナイト / シュードブルッカイト / クロール法 / 非平衡反応 / 酸化還元反応 / グリーンプロセス / ルチル / チタン / 非平衡 / アップグレード / ピグメント |
研究成果の概要 |
豪州産鉱石を700℃以下で空気酸化すると、難還元性、難溶性のシュードブルッカイト(Fe2TiO5)を生成することなく、FeTiO3からFe2O3とTiO2が直接析出する現象を確認した。その後、酸化した鉱石を500℃程度の低温で水素雰囲気で処理してFe2O3を全て金属鉄に還元し、塩酸浸出を行ったところ、純度97%以上のTiO2を得ることができた。本法によって、従来の方法より圧倒的に低いエネルギー消費量で高付加価値素材であるTiO2を高い純度で製造できることになる。そのため、本法を特許出願し、今後はメカニズム解明とスケールアップを図りたいと考えている。
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