研究課題/領域番号 |
26630385
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
化工物性・移動操作・単位操作
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
塚田 隆夫 東北大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (10171969)
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研究分担者 |
阿尻 雅文 東北大学, 原子分子材料科学高等研究機構, 教授 (60182995)
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連携研究者 |
久保 正樹 東北大学, 大学院工学研究科, 准教授 (50323069)
杉岡 健一 富山県立大学, 工学部, 講師 (80438233)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 高分子薄膜 / ナノ粒子 / 2次元配列 / アニーリング / 状態図 |
研究成果の概要 |
シリコン基板上にスピンコーティング法により塗布された表面修飾セリアナノ粒子を含むポリスチレン(PS)薄膜,及びこれを加熱した際の薄膜内のナノ粒子の空間構造を, TEM及びSPMにより観察した。結果として,ナノ粒子は,加熱前,PS薄膜表面上に単粒子層からなる2次元構造を形成するが,この薄膜をPSのTg以上に加熱すると2次元構造を維持したまま薄膜表面から基板側に移動した。ここでは,加熱前後におけるPS薄膜中のナノ粒子の空間構造に及ぼす溶媒/有機修飾鎖及び有機修飾鎖/高分子間の相互作用の影響を明らかにした。また,以上のナノ粒子の移動メカニズムについて考察した。
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