研究成果の概要 |
フェノールとホルムアルデヒドから合成した有機ゲルに粉末状の活性炭,ゼオライト,カーボンナノホーンを添加し,一方向凍結,凍結乾燥,炭素化によって微粒子含有カーボンクライオゲルを作製した。微粒子はハニカム状に成形でき,活性炭あるいはゼオライトの添加によって,カーボンクライオゲルの細孔特性が向上する知見が得られた。 次に,ゼラチンゲルをバインダーとして利用し, 焼成によってアルミナ焼結体を作製した。その結果,作製条件を制御することで, 均一な細孔分布をもち,高強度のハニカム状アルミナ焼結体の作製に成功した。さらに,特別な還元処理を行うことなく, 白金を担持したハニカム状アルミナ焼結体の作製に成功した。
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