研究課題/領域番号 |
26630396
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
向井 紳 北海道大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70243045)
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研究分担者 |
荻野 勲 北海道大学, 大学院工学研究院, 准教授 (60625581)
岩村 振一郎 北海道大学, 大学院工学研究院, 助教 (10706873)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 化学工学 / 触媒 / CO2分離 / イオン液体 / 固定化 / 反応・分離 / 環境技術 / 環境材料 / セラミックス / 吸着剤 / イオン性液体 / 固定化触媒 |
研究成果の概要 |
本研究では,薄膜イオン液体(IL)固定化触媒開発の第一ステップとして,CO2吸着サイトを有するILを直状マクロ孔を有するマイクロハニカム型シリカモノリス体(SMH)壁面に薄膜状で固定化することで,低流体抵抗を示しかつ効率的にCO2を分離できる材料の開発を目指した。検討の結果,SMHの直状マクロ孔を閉塞させることなく55 wt%ものILを固定化できること,得られた試料は,大気圧下,303 KでCO2濃度を33%含む窒素ガスからCO2を迅速に分離できること,393 Kの加熱再生処理により少なくとも4回の再利用ができること,さらに流通試験においても効率的にCO2を分離できることを確認した。
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